燕は
いつの間に巣立ったろう
君はいつ
愛を覚え私を巣立つだろう
まっすぐお行き
振り返らず
厳しくも
君の在るべき空へ
まっすぐ
風が鳴くほど
ただ疾く
それは
在るべき季節
うつくしき時の廻り
訪れる
静かな夏だ
いつの間に巣立ったろう
君はいつ
愛を覚え私を巣立つだろう
まっすぐお行き
振り返らず
厳しくも
君の在るべき空へ
まっすぐ
風が鳴くほど
ただ疾く
それは
在るべき季節
うつくしき時の廻り
訪れる
静かな夏だ
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指先から
骨の空洞を
伝い
埋めつくし
脊髄に到る
かなしみ
裡側の希望
重たい
軋む
鉄の羽根
熱が
満ちればいい
狂い
止まれず
裂け
砕けても
それでいい
骨の空洞を
熱で満たせ
指先から脊髄まで
巣食うかなしみ
裡側の希望
焼き焦がし
灰に変え
それが
わたしを
狂い
踊らせ
骨を砕いたなら
熱いまま
空へ遣れるだろう
骨の空洞を
伝い
埋めつくし
脊髄に到る
かなしみ
裡側の希望
重たい
軋む
鉄の羽根
熱が
満ちればいい
狂い
止まれず
裂け
砕けても
それでいい
骨の空洞を
熱で満たせ
指先から脊髄まで
巣食うかなしみ
裡側の希望
焼き焦がし
灰に変え
それが
わたしを
狂い
踊らせ
骨を砕いたなら
熱いまま
空へ遣れるだろう
そうだよ歌は
生活だから
物語だから
言葉が欲しいと泣いたっても
産まれてなんかくれない
走らなくちゃ
抱き締めに行かなくちゃ
そうやって出会わないとね
息ができないから
生活だから
物語だから
言葉が欲しいと泣いたっても
産まれてなんかくれない
走らなくちゃ
抱き締めに行かなくちゃ
そうやって出会わないとね
息ができないから